不倫相手に対する慰謝料額
不倫相手に対しては、どれくらいの慰謝料請求が可能なのでしょうか。これは違法性や損害の程度によって異なります。
ポイントは、
・相手方の年齢
・職業
・資力
・不倫関係の発生に至る経緯
・継続についての主導権
・年齢差
・不倫の期間
・不倫の態様
・不倫により夫婦関係が破綻に至ったか
・夫婦間に未成熟子がいるかどうか
・関係が継続しているか
夫婦関係破綻後の不倫についても問題となります。なぜなら、離婚をする場合、別居が先行していることが多く、その場合人格権を尊重する立場から性行為を否定しなければならない理由はなく、離婚が成立するまで、他の人と交際できないとするのは行き過ぎです。一般的な期間で、門切りにはできませんが、法的保護に値する権利や利益がないとして請求を否定された裁判例もあります。