最後は自分の感覚

ある女性が結婚を前提につきあっていた男性と別れた。その理由はケチだからというものであった。

 

しかし、子づくりや住宅ローンを持つための倹約は必要で母親は同意しなかった。友人らも次々と反対意見を述べた。

 

そうすると、まるで自分がおかしいと思ってしまう、そういう感覚を抱くときがあります。

 

こんなとき、頼りにしていいいのは、自分の感覚だけだと思います。あえて他人の意見は聴かない。プライベートは自分の好みで見切ればいい。

 

そもそも人間関係の出発点は自分だ。だから自分の軸足がしっかりしていないと、すべてがダメになってしまうこともあります。

 

経済的基準も、たしかに結婚後のことを考えているのかもしれないが、本当に貯金が趣味という人かもしれません。

とてもダンディで真摯なサラリーマンがいましたが、「趣味は利殖」といって、小銭をかけるのがおもしろいそうだ。

そういう基準はほかでもない自分で決めるべきだし、自分の感覚で決める必要がある。彼女にとっては、許容範囲をオーバーしていたのだ。

 

人との付き合い方は自分の感覚で決める。周囲の思惑や世間の常識を優先すると、不幸なときに自分で責任をとることができません。

ときに、何かを捨てるとき、物事を中止するとき、不倫を止めるとき、結婚を止めるときなど、マイナスの決定には自己判断が必要になります。

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