パパ活は不倫になるの?相手方への慰謝料請求についても解説
パパ活は不倫になるの?相手方への慰謝料請求についても解説 ここ数年、「パパ活」はニュースやバラエティ、ドラマなどでよく耳にするようになりました。パパ活とは、主に年上の男性が女性に対し、食事やデートをする対価として金銭を支払うものです。1990年代に社会現象となった「援助交際」とは違い、「パパ活」は男女間で肉体関係を伴わないことが特徴といえるでしょう。 今回は夫の「パパ活」が発覚した際における、妻が取るべき対応方法を詳しく解説します。 パパ活は不倫に該当するの? パパ活が不倫に該当する・しないケースとは 肉体関係の有無 食事やデートのみ 相手への慰謝料請求は可能? 慰謝料は不倫(不法行為)への賠償金 一般的なパパ活だけなら慰謝料請求できない…
不倫慰謝料請求訴訟~訴訟での解決を考えるとき
自分で不倫をしてしまったものの、請求者のAさんと示談できず、訴訟になってしまうことがあります。示談がまとまらない理由は様々ありますが、①金額で折り合いがつかない、②そもそも不貞の有無に争いがある、③接近禁止条項に不条理な点があった―などが考えられるところです。 いずれにおいても、適正金額を裁判官に決めてもらいたいということになれば、訴訟の判決で決めてもらった方が、納得度が高まるかもしれません。また、そもそも不貞の有無に争いがある場合、請求されたBさんとしては慰謝料を支払うのに納得がいかないことが多いと思います。このほか、示談の大枠はまとまっているものの、離婚前提での交渉でありながら、Bさんに、恋人のCさんとの接近を許さないという条項は飲め…
不倫相手が慰謝料を払わない!よくある理由や払わせるための方法を弁護士が解説
「不倫相手に慰謝料を請求しても支払ってもらえません」 といったご相談を受けるケースがよくあります。 不倫相手が慰謝料を払わない理由にはパターンがあります。 支払いをさせるには、相手がどういった理由で払わないのかを知り、状況に応じた対策をとるべきです。 この記事では不倫相手が慰謝料を払わない場合によくある理由や払わせるための方法を弁護士が解説します。 不倫慰謝料を請求してもスムーズに回収できない場合など、ぜひ参考にしてみてください。 1.不倫相手が慰謝料を払わない!よくある理由 まずは不倫相手が慰謝料を払わない場合によくある理由をみてみましょう。 1-1.不貞行為をしていない まず、不倫相手が「不貞行為をしていない」…
不倫や浮気は違法?法律上の判断基準を弁護士が解説
不倫すると「違法行為」になってしまうのでしょうか? 一定の場合、不倫や浮気は違法行為となります。ただし不倫や浮気が違法になっても犯罪にはならず、逮捕されるわけではありません。つまり刑法上の犯罪ではありません。 民事上違法となった場合には、不法行為が成立して損害賠償金(慰謝料)を払わねばならないリスクが発生します。 この記事では不倫や浮気が違法なのか、法律上違法となる場合とならない場合の判断基準や法的な効果を弁護士が解説します。 不倫してしまって慰謝料請求されている方は、配偶者に不倫されて慰謝料請求したい方はぜひ参考にしてみてください。 1.不倫が違法になる条件 一般的に「不倫」というと、結婚している男女が配偶者以外の人と男…
浮気相手に対してやってはいけない行動とは?正しく対応する方法も解説
夫や妻に浮気されると、浮気相手に対しては腹が立つものです。浮気相手へ嫌がらせをしたくなる方も少なくありません。 しかし浮気相手に対してもやってはいけないことがいくつかあります。 法的なルールを破ると、むしろ不倫の被害者側が不利になってしまう可能性もあるので注意しなければなりません。 この記事では不倫されたときに浮気相手に対してやってはいけないことを解説します。 浮気されて精神的にショックを受けている方、浮気相手に仕返しをしたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。 この分野はユーチューブなどの動画などで、時折間違った知識をお持ちの方も多いですので、弁護士のコラムをぜひ参考にしてみてください。 1.浮気相手に…
不倫慰謝料を親に請求されたときの対処方法
「不倫の慰謝料を親に請求されました。親が代わりに払わないといけないのでしょうか?」 といったご相談を受けるケースが稀にあります。 結論的に、法的には親には慰謝料を払う義務がありません。不倫した本人が未成年であっても同じです。親に請求されても、親自身は慰謝料を払う必要がないといえるでしょう。 今回は不倫慰謝料を親に請求された場合の対処方法をお伝えします。 相手から親に連絡されてお困りの方はぜひ参考にしてみてください。 1.親には慰謝料支払義務がない そもそも親に慰謝料を請求されたとき、親が本人の代わりに払わねばならないのでしょうか? 答えはNOです。社会常識的にもそうかもしれませんが、請求権がないのに請求をするのは、下手をす…
不倫しているけれどもDVを受けている場合の対処方法
「相手からは不倫したことを責められているけれども、長年相手からDVを受けてきました。慰謝料を払ってもらうことはできないのでしょうか?またこちらはDV被害者でも慰謝料を払わねばならないのでしょうか?」 といったご相談を受けるケースが少なくありません。 こちらは不倫していても、相手からDV(家庭内暴力)を受けているケースです。この場合、本来であればお互いが慰謝料を払い合うべきですが、証拠不足によりDV被害者側が不利な立場となってしまう可能性があります。このように、法律的には、お互いが慰謝料を支払うべき場合でも証拠次第によって、慰謝料を請求できない場合もあるかもしれないのです。 この記事では不倫しているけれどもDVを受けている場合の…
W不倫のリスクや解決方法について
ダブル不倫(W不倫)をすると、一般の不倫よりも高いリスクが発生する可能性があり、要注意です。 ダブル不倫(W不倫)とは、不倫している当事者双方が既婚者の場合の不倫です。当事者双方に配偶者があるので、不倫が発覚すると夫婦間でお互いに慰謝料を請求し合う状態になってしまったり、2組の夫婦で離婚問題が発生したりして混乱が深まってしまう傾向があります。 今回はダブル不倫のリスクや解決方法について弁護士が解説します。不倫トラブルでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。 1.ダブル不倫(W不倫)とは ダブル(W不倫)とは、不倫している当事者双方に配偶者がいる場合の不倫をいいます。 一般的に「不倫」というと、一方が既婚者で他方は未婚のケ…
不倫の離婚で後悔する人の特徴とは?離婚する前に考えておくべきこと
配偶者に不倫されると、離婚を真剣に考える方が多数います。 信じていたパートナーに裏切られてつらい思いをすれば、離婚を考えてもやむを得ないでしょう。 しかし不倫された方が必ず相手と離婚するとは限りません。夫婦関係を修復できる事例も多々あります。勢いで離婚してしまうと後悔する可能性もあるので、離婚は慎重に検討するようおすすめします。 この記事では不倫が原因の離婚で後悔するパターンや離婚しない方が良いケース、反対に離婚した方が良いケースについて弁護士が解説します。 夫や妻に不倫・浮気をされて離婚を考えている方は是非参考にしてみてください。 1.不倫されても離婚しないといけないわけではない 配偶者に不倫されたら「もう離婚しかない」…
不倫慰謝料の示談書に盛り込むべき内容や注意点を弁護士が解説
不倫慰謝料の示談書を作成するときには、いくつか盛り込むべき内容があります。 後のトラブルを防ぐためにも、示談書に必要十分な事項を書き込んでおきましょう。 この記事では不倫慰謝料の示談書に盛り込むべき事項について、解説します。 そのまま使える示談書のテンプレートもご紹介しますので、これから不倫慰謝料の示談書を作成する方はぜひ参考にしてみてください。 1.不倫慰謝料の示談書とは 不倫慰謝料トラブルで示談するときには、必ず示談書を作成すべきです。示談書とは、当事者が話し合って取り決めた示談の内容をまとめた契約書のような書面です。 示談書があると、示談の内容を対外的に後々まで証明できます。後で相手が払わなくなった場合にも示談書を証拠と…